症例

TOP > 症例 > 左上肢痙攣ひきつり

左上肢痙攣ひきつり

2023年7月上旬 11歳男の子のケース

症状 8歳から毎年12月~1月頃風邪又は下痢をきっかけにまばたき、口を開けるなどのチック症状が出る
毎回1か月ほどで症状出なくなる
2023年1月コロナにかかり右腕痙攣引きつりがでる
2週間後にピアノのコンテストがあり、腕は震えていたが弾いた
それも1か月ほどでなくなる
今回は10日ほど前に学校のプールの授業後エアコンの風にあたり夜下痢をする
下痢が2~3日続き、1週間前から左腕痙攣引きつりが出る
四六時中痙攣しているので左肩左上肢が痛い 
風邪症状はない 普段排便は3~4日に1回 下痢が2~3日続いた後は排便ない
冷飲食して毎回下痢をするわけではない
病院ではチック症状といわれる 今回初めて夏に症状が出た
治療経過 外寒の邪→→→寒の吸引性から陽気がうっ滞→→→気血不通がおこり筋脈の柔軟性阻害→→→痙攣
               ↑
               ↑
               ↑
中焦虚寒で土が木を養えない→肝陽不足・陰寒内生
小児はりで治療
2診目 徐々に良くなり頻度・程度↓ 2~3日下痢その後は普通便
3診目 震えはあったが頻度・程度↓ 昨日夕飯食べ過ぎた 以後震え強くなる
胃腸を温めるようお灸も加える
やり方や場所をお伝えして自宅でも毎日施灸してもらう
4診目 ほぼ症状無くなる
  

コメント 調子が良くなったので、一旦治療を中止して様子をみてもらうことにしました
自宅でのお灸はもう1週間続けるよう指導させてもらいました
初回はかなり痙攣と引きつりが強く、これが1日中続けば痛いよなという印象でした
寒邪が原因なのでお灸も加えて効果が上がったのだと思います