自律神経は循環・呼吸・消化・体温調節・内臓の働きなどを協調的に調節しています。 自律神経には交感神経と副交感神経があり、昼間は主に交感神経が働いて体がよく動けるように調節し、夜は主に副交感神経が働いて、体の緊張がとれよく眠れるように調節します。
過労やストレス、不規則な生活などは自律神経の失調をまねき不眠、食欲低下、気分がすぐれない、やる気が出ない他、冷えや頭痛、高血圧など様々な不定愁訴が現れてきます。 鍼灸治療は自律神経の働きを正常にし崩れた体のバランスを調節する役割があります。病院へ行くほどではないがスッキリしない、病院で検査を受けたが異常がない、でも日常生活に支障があるという場合には、鍼灸はいちばん適切な治療法だと思います。