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胃痛・腹痛

症状・経過 稽留流産の手術を受けた後から胃痛・腹痛を発症した患者さん、2~3回の治療で順調に回復されました。
主訴は空腹時<食後、胃を刺されたような強烈な痛みが1分ぐらい続き、治まるを繰り返す。日中波がある。食欲なし。横になると楽。
下腹部にジンジン鈍痛があり、便が腸を通過して排便するまでの間、ガスが腸を動きガスが出るまでの間、ツーンと刺す鋭い痛み。排便、排ガスで楽。
ope後、胃痛・腹痛・身体のだるさがありずっと横になって安静にしていたが、来院された日はお子さんの入園式で久しぶりに出歩き疲れたとのこと。昼食にお寿司を食べた後、酷い胃痛と大量の下痢になり受診されました。オペ後に抗生剤を服用していたこと、オペ後、疲れた日にお寿司を食べに行ったことが原因となり寒邪が胃に入ったと考え(寒邪犯胃)温胃散寒を目的に治療しました。治療後は舌色が明るくなり、胃の膨満感が減り、脈力がでてきました。生野菜、生ものは胃を冷やすため暫く摂取するのをやめてもらい、2日後に来院してもらいました。前回後排便はなく、ガスが動いても腹痛なし。
胃痛は以前ほど酷くないが、昨日は夜中チクチク痛むので少し食べたら落ち着く。同処置。4日後来院してもらうと軟便だが腹痛なし、胃痛もだいぶ良くなり、食後チクチクするが夜中の痛みはなく食べられるようになってきた。同処置。1週間後来院。胃痛腹痛なく、普通に食べられるようになる。治療後はべったりついた舌苔が薄くなり、舌色が明るくなることからも寒湿邪が取り除かれたことがわかります。今後は妊活のために鍼灸治療を継続されます。