2023年7月上旬 31歳女性のケース
症状 | 1か月前に子供がかぜをひき、それがうつる 最初の3日間は黄緑色の痰が多量に出てその後、咳が出だすようになる 病院で咳止め・吸入を処方してもらうが不変 この2週間咳き込んで眠れない 1時間ごとに目覚める トータル4時間ぐらいしか眠れていない 現在37週 愛知医大で精密検査したが何も悪くなく、ホルモンバランス・自律神経の乱れでしょうと言われる 計画分娩で9日後に入院予定だが、つらいので早めてもらおうか検討中 風邪をひいた頃出産の不安感や心配事があった 朝<夜 就寝中が特にひどい 夜考え事をするからかも |
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治療経過 |
風熱を感受→→妊娠中は元々陰血が不足気味(虚火発生)なのと心配事が重なり(肝鬱化火)→→肺津消耗→→肺の宣発粛降阻害→→咳
益腎補肺 宣肺止咳 じょ肝解鬱を目的に治療しました 治療中少し眠れ体や呼吸が楽になる 咳少し↓ 2診目(4日後) だいぶ咳が減り楽になる 夜中トイレに起きるが咳で眠れないということはない
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コメント | 出産への恐怖心・不安・心配が強かったのですが、初診でコミュニケーションがとれ、たくさんお話ししてくださったことや、上に上った気を引き下ろす治療が功を奏し、咳が激減しました 患者様もこの2週間は何だったのか、もっと早くこればよかったと喜んでくださいました 体力温存することで、大変な出産に向け体調を整えることが出来た1例です |