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子供の吃音(どもり)

初診20201年4月 8歳女児

症状・経過 言葉の出始め2歳前後は普通に話せていた
年少3歳ごろ、下の子が生まれるころから言葉のはじめつまるようになる
母親が年中に上がる頃に仕事復帰  年少から年中は言葉の詰まり酷かった
仕事が忙しくバタバタしているのがよくないと思い、年中後半に仕事を辞める
非常勤になってから吃音よくなり2年ぐらい気にならなくなる
2年半ぐらい前からフルタイムに戻る
2021年年明けごろから母親の仕事が忙しくなりその頃から酷くなる
週4回バレエ教室に通う(本人の希望で)
5月に初のコンクールに参加するため、3月末から練習がハードになった
まじめで社交的 イやと言うことがない 本人が気にしており、治したいから病院へ連れて行ってほしいというので受診した 
小児科はまだ受診していない
カ行タ行が出なく詰まる 例えばツツツツ・・・
腹部・頸背部緊張強い 特に季肋部・肝兪~腎兪まで 眼瞼結膜青っぽい 舌先紅点(⧻)
小児鍼で治療 
4診目 母親的にはだいぶ良くなったように感じる 本人はつまる感じある
8診目 本人もあまり詰まらなくなったと言う
一旦治療を終了して様子をみてもらうことにしました
ハードなバレエの練習も自らの意思で頑張り、勉強もちゃんと自分でする手のかからないタイプの女の子です
体の緊張が強かったり、舌先の赤みが強いことからも自覚していなくてもストレスはかかっていて身体症状として表れています
大人と一緒で子供も体や脳神経が疲れると様々な症状がでます 
小児鍼により体の緊張を取り、リラックスすることで自律神経が整い症状が改善されました