平成24年1月 41歳女性のケース
症状 | 平成20年第1子自然妊娠にて普通分娩 平成23年自然妊娠したが、9週で稽流流産。 翌月は不正出血が続き、翌々月から月経周期が短くなる(28~30日→23~24日周期) 尺脈(泌尿・生殖器を司る腎の状態が表れる)がすごく弱くあまり触れない。 舌診 淡紅舌・瘀斑・舌下静脈怒張 |
---|---|
治療経過 |
腎虚・瘀血と証をたて、補腎をしながら瘀血をながす治療を続ける。 治療の間、婦人科ではクロミッド、ルトラール処方される周期もあれば、HCGを打つ周期もある。 半年後妊娠判定でるが、化学流産。その後も治療を続け、服薬しない周期でも高温期が安定し周期が整いだした頃(5ヶ月後) 服薬しなかった周期で自然妊娠。 平成25年10月3600gの 元気な男の子を無事出産されました。 |
コメント | 不妊治療されている患者さんで、2人目がなかなか出来ないという方も多いと思います。 今回の症例では、一般的には妊孕率が下がり、流産率が上がると言われている40代の患者 さんが、体調を整えることで妊娠できる土台が作られ、自然に妊娠し無事出産されましたので、ここに報告させてもらいます。鍼灸治療を継続することで、母体の妊娠力が上がるサポートが出来るのではないかと思います。 |