症状・経過 | 8歳の女の子、4歳から鼻水・痰絡みの咳がでるようになり耳鼻科で副鼻腔炎と診断される。
鼻水が出だすと病院で吸引し抗アレルギー剤を服用。ひどいと抗生剤服用する。 アレルギー検査をしたが花粉・ハウスダスト陰性。 一週間抗生剤を服用すると治まり、2~3週間すると再び鼻水がでてきて咳へ移行する。 この繰り返しで、抗生剤服用に抵抗があるとのこと。 お肉が大好きで味付けも濃いものが好き。毎日ではないがアイス、チョコなどのお菓子も食べる。 習い事もたくさんしていて(楽しんでしている)毎日多忙なよう。 白膩苔が舌全体についており、舌先は紅点刺。肩背部は緊張。 肉食で味付けも濃いものが好き、お菓子も良く食べるということから胃腸に湿熱がこもり 多忙で体が疲れた時に抵抗力が弱り胃腸の経絡が通る鼻喉に影響し発症するのではないかと考えました。 初診は細い鍼で治療するが本人の希望で2診目からは小児鍼で治療。週1回治療。 現在初診から2か月経っているが、鼻水・咳はでていない。 子供は楽しいことは夢中になってするので大人のようにコリを体に感じることはないが 術者が触ると頸肩背部に張りを感じます。こういう状態が続くと抵抗力が落ち、外邪を感受しやすくなります。 週1回の治療で張りをとり自律神経を整えることで、抵抗力が上がりいい状態を保てているのではないかと思います。 |
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