2024年02月24日
小腸の長さはどれくらいか知っていますか?
6~7メートルあり、これはテニスコート1面分の表面積になります。
小腸の細菌数は大腸の10万分の1です。小腸で細菌が異常増殖(通常の10倍)することが知られ、これが『お腹の張り』の原因になっていると考えられています。
小腸細菌の増殖→細菌の発酵→ガスがたまる→お腹の張り
≪原因として≫
●小腸の動きが悪いことで細菌が増えやすくなる
●胃酸の分泌が減少し、小腸の無駄な細菌を殺せない
≪治療・改善方法≫
●デスクワークで長時間座りっぱなしの場合、定期的に立って少し動ければいいのですが無理な時は、座ったまま体を左右にひねり腸を刺激する
●小腸の動きをよくするために、下腹部のマッサージをする(時計回りに手の平で圧迫)
●ピロリ菌を除菌することにより健康な胃にして胃酸分泌を活性化させる→胃酸により無駄な菌が入るのを防ぐ
●胃酸を抑える薬を日常的に飲んでいる人は注意 細菌が小腸に行き異常増殖することがある
胃腸は自律神経支配なので、自律神経を整える鍼灸治療は胃腸疾患を改善するのに有効です
例えば足三里というツボに鍼灸すると胃腸への血流がアップし、動きが活発になることがエコーで確認されています
お腹が張りやすく困っているという方は鍼灸治療で胃腸の調子を整え、自宅でもセルフ灸を続けると改善されます
当院の患者様でも過敏性腸症候群による頻繁な下痢や原因不明の頻回下痢の症状が改善されています
小腸の長さはどれくらいか知っていますか?
6~7メートルあり、これはテニスコート1面分の表面積になります。
小腸の細菌数は大腸の10万分の1です。小腸で細菌が異常増殖(通常の10倍)することが知られ、これが『お腹の張り』の原因になっていると考えられています。
小腸細菌の増殖→細菌の発酵→ガスがたまる→お腹の張り
≪原因として≫
●小腸の動きが悪いことで細菌が増えやすくなる
●胃酸の分泌が減少し、小腸の無駄な細菌を殺せない
≪治療・改善方法≫
●デスクワークで長時間座りっぱなしの場合、定期的に立って少し動ければいいのですが無理な時は、座ったまま体を左右にひねり腸を刺激する
●小腸の動きをよくするために、下腹部のマッサージをする(時計回りに手の平で圧迫)
●ピロリ菌を除菌することにより健康な胃にして胃酸分泌を活性化させる→胃酸により無駄な菌が入るのを防ぐ
●胃酸を抑える薬を日常的に飲んでいる人は注意 細菌が小腸に行き異常増殖することがある
胃腸は自律神経支配なので、自律神経を整える鍼灸治療は胃腸疾患を改善するのに有効です
例えば足三里というツボに鍼灸すると胃腸への血流がアップし、動きが活発になることがエコーで確認されています
お腹が張りやすく困っているという方は鍼灸治療で胃腸の調子を整え、自宅でもセルフ灸を続けると改善されます
当院の患者様でも過敏性腸症候群による頻繁な下痢や原因不明の頻回下痢の症状が改善されています
2024年02月21日
先日同じ時期に5歳の女の子と14歳の女の子が同じような咳の症状で来院されました
2人とも風邪をひき咳が止まらないとのことでした
5歳の子は小児鍼で3日間連日治療したら一日中出ていた咳がほとんど治まりました
14歳の女の子も2回鍼治療をし、だいぶ治まりました
呼吸運動で1日に使用されるのは80キロカロリーですが、咳を1回すると2キロカロリー消費します
咳込みはかなり体が疲労し、呼吸が苦しいと自律神経が乱れ気分障害が表れます
咳込むことで呼吸筋や呼吸補助筋が疲労し筋緊張がみられるようになります
鍼でこの緊張を取っていくと咳が楽になっていきます
例えば小胸筋という筋は吸気を補助しますが、その小胸筋上に中府というツボがあります
咳が続いているとこの筋が緊張し中府というツボの緊張もよくみられます
背中にある上後鋸筋は吸気筋であり肋骨を挙上する働きがありますが、気管支の緊張があるとこの筋が緊張してきます
この筋上にも風門・肺兪・厥陰兪というツボがあります
体性内蔵反射でこのツボを使って緊張をゆるめると気管支の緊張も緩みます
喘息で吸いづらい人はここを緩めると楽になります
このように呼吸に関係するツボは呼吸筋や呼吸補助筋に対応していることが多いです
薬を飲んでいてもすっきりしない、長引いているという方に鍼灸治療をぜひ試してもらいたいと思います
先日同じ時期に5歳の女の子と14歳の女の子が同じような咳の症状で来院されました
2人とも風邪をひき咳が止まらないとのことでした
5歳の子は小児鍼で3日間連日治療したら一日中出ていた咳がほとんど治まりました
14歳の女の子も2回鍼治療をし、だいぶ治まりました
呼吸運動で1日に使用されるのは80キロカロリーですが、咳を1回すると2キロカロリー消費します
咳込みはかなり体が疲労し、呼吸が苦しいと自律神経が乱れ気分障害が表れます
咳込むことで呼吸筋や呼吸補助筋が疲労し筋緊張がみられるようになります
鍼でこの緊張を取っていくと咳が楽になっていきます
例えば小胸筋という筋は吸気を補助しますが、その小胸筋上に中府というツボがあります
咳が続いているとこの筋が緊張し中府というツボの緊張もよくみられます
背中にある上後鋸筋は吸気筋であり肋骨を挙上する働きがありますが、気管支の緊張があるとこの筋が緊張してきます
この筋上にも風門・肺兪・厥陰兪というツボがあります
体性内蔵反射でこのツボを使って緊張をゆるめると気管支の緊張も緩みます
喘息で吸いづらい人はここを緩めると楽になります
このように呼吸に関係するツボは呼吸筋や呼吸補助筋に対応していることが多いです
薬を飲んでいてもすっきりしない、長引いているという方に鍼灸治療をぜひ試してもらいたいと思います
2024年02月6日
更年期とは閉経前後5年(一般的に45~55歳)をいいます
この頃にエストロゲンが大きく揺らぎながら低下していきます
同時に加齢による身体因子、性格などの心理的因子、職場や家庭などの社会的因子が関与することで様々な症状が発症し、日常生活に支障をきたす状態を更年期障害といいます
このホルモンの揺らぎの時期がつらいのですが、ホルモンが一定に低くなると症状も落ち着いてくることが多いようです
エストロゲンは骨、血管、脳、皮膚に関わるので
骨粗鬆症、ホットフラッシュ、鬱・不眠などの精神疾患、粘膜の渇きなど様々な症状がおこります
最近フェムテックやフェムケアが注目を集めています
女性特有の健康問題をテクノロジーで解決する製品やスマフォアプリなど、女性の悩みを解決するような様々な活動を含めフェムテックとさされています
例えば更年期に現れやすい閉経関連尿路生殖器症候群(GSM)
【40歳以上の女性10人に1人が発症 閉経後エストロゲンの減少で外陰部や膣粘膜が萎縮し、それにより泌尿器生殖器の不快症状が顕著におこるのがGSM
症状は外陰部膣の乾燥、灼熱感、かゆみ、尿漏れ、頻尿、尿意切迫感、繰り返す膀胱炎、性交痛】
関連するグッズやサプリ【例えばデリケートゾーン用保湿クリームやエクオール】を活用してみたり骨盤底筋トレーニングを自宅でするのも大事です
最近では椅子に座るだけで骨盤底筋を鍛えてくれる機械を置いてある婦人科もあるので、自分でトレーニングするのは面倒という人にはその選択もいいと思います
運動・食事・睡眠は体調を整える土台ですのでそこを見直し、ホルモンバランスや自律神経を整えてくれる鍼灸治療や漢方を活用することも更年期を乗り切るのに有効です
更年期とは閉経前後5年(一般的に45~55歳)をいいます
この頃にエストロゲンが大きく揺らぎながら低下していきます
同時に加齢による身体因子、性格などの心理的因子、職場や家庭などの社会的因子が関与することで様々な症状が発症し、日常生活に支障をきたす状態を更年期障害といいます
このホルモンの揺らぎの時期がつらいのですが、ホルモンが一定に低くなると症状も落ち着いてくることが多いようです
エストロゲンは骨、血管、脳、皮膚に関わるので
骨粗鬆症、ホットフラッシュ、鬱・不眠などの精神疾患、粘膜の渇きなど様々な症状がおこります
最近フェムテックやフェムケアが注目を集めています
女性特有の健康問題をテクノロジーで解決する製品やスマフォアプリなど、女性の悩みを解決するような様々な活動を含めフェムテックとさされています
例えば更年期に現れやすい閉経関連尿路生殖器症候群(GSM)
【40歳以上の女性10人に1人が発症 閉経後エストロゲンの減少で外陰部や膣粘膜が萎縮し、それにより泌尿器生殖器の不快症状が顕著におこるのがGSM
症状は外陰部膣の乾燥、灼熱感、かゆみ、尿漏れ、頻尿、尿意切迫感、繰り返す膀胱炎、性交痛】
関連するグッズやサプリ【例えばデリケートゾーン用保湿クリームやエクオール】を活用してみたり骨盤底筋トレーニングを自宅でするのも大事です
最近では椅子に座るだけで骨盤底筋を鍛えてくれる機械を置いてある婦人科もあるので、自分でトレーニングするのは面倒という人にはその選択もいいと思います
運動・食事・睡眠は体調を整える土台ですのでそこを見直し、ホルモンバランスや自律神経を整えてくれる鍼灸治療や漢方を活用することも更年期を乗り切るのに有効です
2023年09月12日
不妊の症例を症例ページへ追加しました
2023年09月11日
症例ページへ耳鳴 酷くなると耳がつまるの症例を追加しました
症例ページへ耳鳴 酷くなると耳がつまるの症例を追加しました
2023年09月9日
耳管開放症による耳閉感 自声強調 音が大きく感じるの症例を症例ページへ追加しました
耳管開放症による耳閉感 自声強調 音が大きく感じるの症例を症例ページへ追加しました
2023年09月6日
入眠困難の症例を症例ページへあげました
2023年07月24日
2023年07月22日
2023年05月27日