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2024.02.06

更年期の上手な過ごし方

更年期とは閉経前後5年(一般的に45~55歳)をいいます

この頃にエストロゲンが大きく揺らぎながら低下していきます

同時に加齢による身体因子、性格などの心理的因子、職場や家庭などの社会的因子が関与することで様々な症状が発症し、日常生活に支障をきたす状態を更年期障害といいます

このホルモンの揺らぎの時期がつらいのですが、ホルモンが一定に低くなると症状も落ち着いてくることが多いようです

エストロゲンは骨、血管、脳、皮膚に関わるので

骨粗鬆症、ホットフラッシュ、鬱・不眠などの精神疾患、粘膜の渇きなど様々な症状がおこります

最近フェムテックやフェムケアが注目を集めています

女性特有の健康問題をテクノロジーで解決する製品やスマフォアプリなど、女性の悩みを解決するような様々な活動を含めフェムテックとさされています

例えば更年期に現れやすい閉経関連尿路生殖器症候群(GSM)

【40歳以上の女性10人に1人が発症 閉経後エストロゲンの減少で外陰部や膣粘膜が萎縮し、それにより泌尿器生殖器の不快症状が顕著におこるのがGSM

症状は外陰部膣の乾燥、灼熱感、かゆみ、尿漏れ、頻尿、尿意切迫感、繰り返す膀胱炎、性交痛】

関連するグッズやサプリ【例えばデリケートゾーン用保湿クリームやエクオール】を活用してみたり骨盤底筋トレーニングを自宅でするのも大事です

最近では椅子に座るだけで骨盤底筋を鍛えてくれる機械を置いてある婦人科もあるので、自分でトレーニングするのは面倒という人にはその選択もいいと思います

運動・食事・睡眠は体調を整える土台ですのでそこを見直し、ホルモンバランスや自律神経を整えてくれる鍼灸治療や漢方を活用することも更年期を乗り切るのに有効です