27日にウインクあいちで日本小児はり学会が開催されました。
小児に対するスキンタッチがどれほど大切かということが、今回の学会発表から学べました。
表皮は発生学的には外胚葉から発生し、その起源は神経系と同じなので
脳と同じようにいろいろな情報を受容し、処理して発信する機能を持っているということ。
このことから「皮膚は第3の脳」「皮膚は露出した脳」と捉えられてきています。
ある保育園の園児を対象に一日一回二週間小児鍼を行ったところ、寝つきが悪い・吐く・便秘・おねしょ・肌荒れ・どもりに
優位な改善がみられたという報告があります。
関西では小児はりが盛んですが、名古屋でももっと小児はりの良さをたくさんの人に知ってもらえたら
子供もお母さんもお互い楽になるのになと感じました。