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夜泣き

症状・経過 10か月の女の子、生後4か月から夜泣きが始まる。起床時までに3回ほど夜泣きする。調子がよければトントンで寝るが、大体は抱っこして30分ほどすると泣き疲れて寝ていく。日中も抱っこおんぶの状態で30分ほど寝るが布団に置くと目が覚める。
好き嫌いが多い、機嫌が悪いため離乳食が進まない。日中もグズグズが多い。
初回の後お昼寝を布団で1時間半することができ、4診目にはトントンで眠れるようになり、泣く時間も10分ぐらいに短くなりました。離乳食の食べがよくなる副効果もみられ、5診目には朝まで眠る日もみられるようになりました。6診目には21時から6時半まで寝てくれる日があったり、1回起きるもトントンですぐ寝てくれるようになりました。昼寝も40分ほど布団で眠れたようです。
最初頑張って週3回来てもらい2週目は週2回と減らしていきました。
最初過緊張による浮腫みがみられた首~背部の状態が6診目にはスッキリと浮腫みがなくなり緩んでいる状態になりました。
乳幼児は触覚がとても発達しており『肌は露出した脳』といわれるように皮膚刺激はダイレクトに脳に伝わり、脳の発達を促し自律神経を整え免疫システムを向上させます。乳幼児は毎日新しい未知のことに遭遇し知恵がついていきますので特に感受性の強い子は脳神経が疲れてイライラしやすくなります。
小児鍼は新生児なら1~2分という本当に軽い刺激(体を小児鍼で摩る)で効果がでます。
治療させてもらっていると子供は本当に素直でたくましい!と感じさせられます。