症例

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鍼灸治療が初めての方は、自分の症状はどれぐらいの頻度で、どの位の期間通えばいいのか知りたいと思います。
その方により体質、病歴、病の程度が違いますので、実際に診察してみないと何とも言えませんが、一般的には病にかかった期間が長かったり、病状が重ければそれだけ治療期間もかかり、病状が軽かったり、病に罹ってから日が浅ければ、治療期間は短くなります。

通院頻度としては、1回目の治療作用が消えないうちに2回目の治療をしたほうが効果が高まりますので、最初のうちは週に2~3回、症状が緩和してきたら週1回、10日に1回というように間隔をあけていくのをお勧めします。

長期にわたる疾患の場合、数回治療しないと変化が表れないことがありますが、その間に一番つらい症状だけでなく、その他の気になる症状が緩和されるなど、何らかの良い効果が期待でき、体が快方へ向かっているのを感じられると思います。

鍼灸治療を継続するなかで、もし不安な事や、心配事、疑問がありましたら、いつでもお気軽にお話ください。
多くの症例のうち一部を載せましたが、例え同じ病名でもその方の症状の程度や生活環境、食生活、仕事の状況などにより、治り方や治るまでの時間が違いますので、それをご理解のうえ、参考にしていただければ幸いです。

不妊

46歳女性 初診2021年4月中旬

症状 2006年結婚
40歳前から子供がほしいとおもうようになる
2020年9月不妊専門病院受診
子宮筋腫5センチ大が1つ、大小合わせて39個あった
2020年12月開腹オペ 6か月妊娠しないようにしなければいけない
子宮が筋腫のせいで大きくなり、まだ元に戻っていない
月経痛はなかったが、1時間に1回ナプキンを変えなければいけないほど量が多い日もあった
貧血はオペ後回復
年齢的にすぐ体外受精を始め、2020年1月採卵1個 2月0個 3月1個 4月1個 計3個
6月までは採卵のみ
仕事の関係上1日中PCの前に座って作業 性格はせっかちで月経前は特にイライラしやすい
疎肝理気 活血化オを目的に体質改善と、月経周期に合わせて周期療法をしました

治療経過 4月末の検診でオペ後の経過がいいので、移植OKとなる
5月亜鉛ビタミンDヘモグロビンなど検査 ヘモグロビン12あるがフェリチンが7と低いので鉄剤服用する
6月鍼治療7診目後初の採卵で7個とれる 結局3日目8分割 1個だけ凍結(今までで一番グレードがいい)
7月鍼治療開始前にとった2番目にグレードのいい卵移植→陰性
8月鍼治療開始前にとった卵移植→陰性
8月子宮腺筋症があると診断される
9月採卵1個 初期胚を採卵周期に戻す→陰性 ヘモグロビン13 フェリチン8
10月タイミング→陰性
11月採卵1個 初期胚を採卵周期に戻す→陰性
1月鍼治療開始前にとった卵移植 →陰性
3月最後の卵(6月に採卵した一番グレードのいい卵)移植→陽性
4月胎嚢確認
コメント  鍼治療を1か月半行い46歳直前(45歳)に採卵した卵で妊娠した1例です
47歳になる少し前の妊娠(46歳)で病院の先生も驚いていたそうです
高齢で初産ですので、無事出産まで経過できることを祈っています


咳喘息

46歳女性 初診2022年4月上旬 

症状 2019年ストレスから咳喘息を発症 ステロイド吸入や咳止めは効果なく、半年ほどで自然と治癒
以降仕事で疲れた日の夜は咳が出る。
今回はコロナの3回目予防接種を受けた人と会った日から喉痛・鼻水・咳・微熱・関節痛を発症。
微熱は1日で下がるが咳き込みが酷すぎて1週間眠れていない。
鼻水 黄色い痰が絡む 朝<夜 寝入りや夜中酷い 出だすと止まらない 体はだるい 食欲↓ 
仕事後や夜、疲れで咳悪化する。
毎晩晩酌し水分もたくさん取るということから肺に湿熱が上蒸し咳が出ていると考え、
清熱化痰・燥湿止咳を目的に治療しました。
初診時は問診時から絶えず咳き込んでいました。
治療経過 1日おきに治療
2診目 治療翌日体が楽になり、痰切れがよくなる

3診目 鼻水・痰は減っている 仕事が忙しかったので、疲れて夜咳き込み酷かった
治療中の咳は減っている

4診目 前回の治療後からだいぶ咳が減り、眠れるようになる 咳はあるが咳き込みはなくなる
治療中の咳数回

5診目 日中はだいぶ咳が減る 寝入りに咳がでる 夜中は咳なく眠れている
治療中咳なし

6診目 調子よい 時々咳は出るが短い 痰がらみ(ー)鼻水(ー)体のだるさなく通常通り動ける
寝入りの咳減り、眠りも深くなる

コメント 咳は体力を消耗し、食欲もなくなるので長引くと痩せて気力体力とも減少してきます。
夜眠れないのが一番よくないので、夜眠れることを第一目標に治療しました。
夜眠れるようになると免疫系が賦活され、どんどん回復していきます。
今のご時世(コロナ渦)ですと、咳は嫌がられるので仕事にも支障をきたします。
咳喘息の場合、あまり薬が効かないようでこの患者様も服薬しておられませんでした。
前回は半年も酷い咳き込みを我慢していたようなので
今回鍼治療を数回受けて10日ほどで改善したので、とても喜ばれていました。

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛・脛のしびれ

55歳男性 初診2021年12月下旬 

症状 この1年リモートワークばかりだったが、先週出張で新幹線の移動が多かった。その際に寒かったので冷えた。
右のお尻から鼠径部、太ももの後ろ側、脛から母趾にかけジンジンヒリヒリする痛み、しびれで動けなくなる。

昨日整形外科でレントゲン、エコーをしたらL5の椎間板がつぶれて狭い。ブロック注射をし、寝るまで楽だったが、翌朝元に戻る。
姿勢を変えるときにビクンと痛みが走る。夜痛みで眠れない。座っているとしびれてくる。坐薬や鎮痛剤が効かない。

L前屈(⧻)拇趾の触覚鈍麻 

膀胱経筋不利 
L4L5 と同じ支配エリア(足三里、陽陵泉)への鍼刺激で鎮痛効果をねらう L4L5 周囲の血流改善

治療経過 週2治療
2診目 治療後から翌日は楽だった。今日昼から痛くなるが、座れるようになる。しびれは不変

3診目 坐薬をいれて、楽だった。一日2回鎮痛剤服用 右下肢に体重をかけると右臀部後側へ張痛。しびれ若干減る。

4診目 MRI検査でL4/L5ヘルニアと診断 髄核が脱出しているが白血球が食べてくれるまで、様子をみるよういわれる。リハビリもなし
順調に良くなっている。坐→立(-) 臥→起(+)歩くと股関節周囲へ張痛 しびれ↓ 

5診目 坐薬は使用していない。今日は鎮痛剤なしでも大丈夫 姿勢を変えるときが一番痛い 歩行時の痛みは軽くなっている

6診目 ペインスケール10→2 坐・臥→立しばらくしびれるが、少しとどまっていると消えていく。股関節周囲・脛は違和感ぐらいになっている

週1治療 

7診目 鎮痛剤1日1回に減らす。坐・臥→立のしびれは軽くなり、消える時間も早くなる。

8診目 仕事で久しぶりに歩いたが痛みなし。脛のしびれはあるが、軽くなっている。動作時の股関節周囲の痛みもない。

コメント 早期に治療を開始し、治療間隔をつめて行った結果、順調に緩解し、椎間板ヘルニアによる下肢痛が1か月ほどで治癒したケースです。
L4L5周囲の血流改善で、痛みがよくなった後、しびれも遅れて改善されると思います。
今は研究が進んで、鍼灸治療の鎮痛機序がだいぶ解明されています。
今回のように急性痛だけではなく、何年も痛みが続いているような慢性痛にも鍼は奏功します。


長引く咳

11歳男性 初診2021年10月中旬 

症状 2021年3月風邪をひき、副鼻腔炎になる。抗生剤を服用し治るが、咳だけ残ってしまった。
18時ごろから寝るまでずっと咳き込んでいる 夜中の咳はない
喘鳴(-) 痰(-)咳のし過ぎで胸痛あり
咳喘息と診断され、朝晩吸入と服薬を続けているが一向に良くならない
悪化条件 雨天、雨天前 リラックスしているとき 季節の変わり目
緩解条件 日中活動しているとき 集中しているとき

日中活動しているときは全く出ず、リラックスする時間帯から咳き込むことから
肝気犯肺(自律神経の不調)と証を立て、治療しました。

治療経過 週1回治療
2診目 治療後2~3日は軽減
3診目 咳き込み10→8
4診目 4日間調子が良かったが、また徐々に増えてきた
5診目 ほとんど咳き込まなくなる 日に4~5回ほど
6診目 咳無くなる

コメント 8か月続いた咳が治療を始めて1か月ほどで完治しました。
日中は咳は出ずに、1日の活動を終え、夕食を食べるころから咳き込むということで
ストレス性(自律神経不調)の咳だと考えました。
よく週末お休みになると頭痛がするというタイプの頭痛も、ストレス性の頭痛です
小学生でも勉強、習い事に日々追われていることが多いので、ゆっくり休息できず
風邪をこじらせ中々治らなかったのだと思います。
鍼灸治療は咳、喘息、copdなどの呼吸器症状にも高い効果が得られるので、
もっと世間に周知されると嬉しいです。

腕の痛み 外側上顆炎 内側上顆炎 腱鞘炎

30歳女性 初診2021年5月中旬 

症状 2020年9月から仕事が忙しく終日PC作業
2021年1月右上腕→前腕→手掌にかけ痛みが出る。かばって左手でマウスを使っていたら左手も痛くなる。
整形受診し腱鞘炎と診断される。飲み薬→不変 ステロイド注射→不変
血液検査でリウマチは陰性だったが、症状が似ているということでリウマチの薬(ステロイド)処方される。
2か月服用するも症状は変わらなかった。

4月市大に転院。リウマチではないということで1か月かけて減薬し現在はステロイド服用していない。
ステロイド減薬中は副作用で微熱・全身だるさ・喉痛・咳があり、現在は咳だけが残る。

1か月後に受診し、テニス肘・ゴルフ肘と言われシップを処方されるだけだった。

現在前腕撓側・尺側~小指にかけ痛み。動かすとピキッと走る。何もしていなくてもジンジンうずく。
朝<夕 日により気分により増減あり。
重いものを持ったりPCするとピキッと痛み走る。
現在時短で仕事をしている。

手首背屈・掌屈抵抗テスト(⧻)
外側上顆・内側上顆叩打痛(⧻)
手関節尺側痛(⧻)

外側上顆炎・内側上顆炎・尺側手根屈筋腱炎として治療しました。

治療経過 週2回治療
2診目 治療後楽だったが使っているうちに痛くなる。
6診目 ペインスケール10→3or4
7診目 調子が良かったので仕事を頑張ったら痛くなったが、2日間痛みなく仕事ができた
8診目 仕事中は感じなく、終わった後小指側が痛い
9診目 2時間仕事を延長することになった。
11診目 仕事後に腕がだるくなるが、痛みはない
週1回治療
14診目 今週はあまり痛み気にならなかった。
16診目 初診から3か月経過 調子よい 小指が少し気になるぐらい。
コメント 初診の時は、病院での治療が十分に満足出来るものではなかったので、医療不信に陥っている様子でしたが、
知人の紹介で当院へ来てくださいました。
初診の治療後少し楽になったこと、今の病状を説明し、治療経過の目安をお伝えしたところ少し安心されたようでした。

外側上顆炎や内側上顆炎、腱鞘炎は使い過ぎによって発症することが多いので、まずは休めることが重要です。
適切な治療で完治しますので、治療を継続することが大事です。


子供の吃音(どもり)

初診20201年4月 8歳女児

症状・経過 言葉の出始め2歳前後は普通に話せていた
年少3歳ごろ、下の子が生まれるころから言葉のはじめつまるようになる
母親が年中に上がる頃に仕事復帰  年少から年中は言葉の詰まり酷かった
仕事が忙しくバタバタしているのがよくないと思い、年中後半に仕事を辞める
非常勤になってから吃音よくなり2年ぐらい気にならなくなる
2年半ぐらい前からフルタイムに戻る
2021年年明けごろから母親の仕事が忙しくなりその頃から酷くなる
週4回バレエ教室に通う(本人の希望で)
5月に初のコンクールに参加するため、3月末から練習がハードになった
まじめで社交的 イやと言うことがない 本人が気にしており、治したいから病院へ連れて行ってほしいというので受診した 
小児科はまだ受診していない
カ行タ行が出なく詰まる 例えばツツツツ・・・
腹部・頸背部緊張強い 特に季肋部・肝兪~腎兪まで 眼瞼結膜青っぽい 舌先紅点(⧻)
小児鍼で治療 
4診目 母親的にはだいぶ良くなったように感じる 本人はつまる感じある
8診目 本人もあまり詰まらなくなったと言う
一旦治療を終了して様子をみてもらうことにしました
ハードなバレエの練習も自らの意思で頑張り、勉強もちゃんと自分でする手のかからないタイプの女の子です
体の緊張が強かったり、舌先の赤みが強いことからも自覚していなくてもストレスはかかっていて身体症状として表れています
大人と一緒で子供も体や脳神経が疲れると様々な症状がでます 
小児鍼により体の緊張を取り、リラックスすることで自律神経が整い症状が改善されました


メニエール めまい 耳閉感

42歳女性 初診2021年5月中旬 

症状 4月下旬風邪をひき喉痛・右耳聞こえなくなる・軽いめまい・鼻水・鼻づまり
風邪をひいた翌日ご主人と大喧嘩した
風邪が治っても右耳のつまり、めまい治らずここ3日間はフワフワして立っているのがつらい
耳鼻科受診しメニエールと診断される 聴力は異常なし
右耳つまって膜が張っている感じ 時々キーンと耳鳴り
頭の中がフワフワし寝転がるとカーとのぼせる感じで眠れない
目の焦点が合わない 味も感じにくい(塩味が感じにくい)

悪化;雨天 起床後昼過ぎごろまで 頭を動かす 横になる
緩解;朝起床時 夕方から 人と話しているとき 入浴 飲酒

淡紅舌 舌根~舌中部白膩苔 舌先部紅 短脈で数 右季肋部~脇腹にかけ緊張 

風邪による風火とご主人と喧嘩したことで起こった肝陽化風があわさり元々あった水湿の邪をおしあげ耳を塞ぎめまいを引き起こしたと考えました。 清火熄風・平肝潜陽・健脾除湿を目的に治療しました。

治療経過 2診目 耳の詰まり10→1
味覚も戻ってきているフワフワの回数が減り、横になるとのぼせる感じはまだあるが、以前より眠れている

3診目 フワフワの回数・強さ減る10→2 
昨日は雨天だったが調子よかった
月経痛がいつも強いが鍼の副効果か今回は月経痛がない

コメント 耳鼻科でステロイドを1週間服用しその後ビタミン剤やめまい止めを服用していてもなかなか改善しなかったのですが、鍼灸治療がよく効いた症例です
症状が良くなると同時に舌の分厚い苔も取れてきました
身体にたまった水湿の邪が取れ、上に上っていた気が全体に回るようになった証拠です
まだ横になるとのぼせる感じは残っているので今後治療し上に上った気を引き下げることでその症状も改善されると思います。


不眠

46歳女性(フランス人) 初診2021年5月

症状 元々心配事あると夜中目覚めて頭の中で考えを巡らせていた。多夢(難しい疲れる夢多い)
普段は22時~23時にベッドに入り30分程ぐらいで寝つき、7時頃に目覚める。
2020年1月母が骨折してフランスへ帰った。コロナの影響で帰ってこれず9月にやっと帰ってこれた。
フランスにいる間母と2人生活でしんどくストレスフルだった。
今年に入って調子悪い
1か月半前から寝つき悪くなる。22時~23時にベッドに入り2時まで眠れない。7時頃まで寝るが多夢で疲れる。
昼寝しても疲れとれない。早く眠れても3時ごろ目覚め眠れないか2度寝してしんどくなる。
今は心配事や不安、悩み事ない。日中サイクリングやヨガ、ストレッチしても余計覚醒して眠れなくなる。
眠れないので気分が鬱々とし、体がしんどいので日中活動的に動けない。
今まで規則正しく毎朝普通便1回あったが、今年に入ってから夜に2~3回軟便がでる。

治療経過 心脾両虚として健脾益気・養血安神を目的に治療しました

2診目(4日後)前回治療した日は20時から5時まで眠れた。以後は寝つき悪く2時まで眠れない。多夢だが眠り少し深くなった気がする

3診目(4日後)少しずつ寝つきよくなり眠り深くなる。昨日は12時30分~8時30分までぐっすり眠れた。
午前中1回だけ軟便あり。

5診目 6~7時間ぐっすり眠れる。夢は見ているが覚えていない。やる気や集中力が戻ってきて日中活動的に動ける。排便も良好。今日月経始まる。いつも初日痛いが鍼治療の副効果か月経痛ない。

 

コメント  現在も治療継続中ですが、いい調子で回復してきています。
大きなストレスが長期継続し心血が消耗し、脾気が損傷され心神不安となって不眠になったと思われます。
鍼灸治療で体のバランスや自律神経を整えることで眠れるようになりました。
もう少し治療を継続して安定すれば自力で眠れるようになると思います。

2人目不妊

39歳女性 初診2020年12月

症状 2009年結婚
2015年人工授精5回目で妊娠
2015年第1子出産
2018年2人目を意識しだし、病院受診

1~2年前から空腹時急に腹痛。3~4時間すると下痢して治る
月に3~4回あり、1度なると毎日又は1日おきに続く。 胃カメラ問題なし
今日も寒さを感じたら腹痛してきた
10年ほど前から喘息
通年性の鼻炎あり

色白・口唇淡泊・淡泊舌・白膩苔
脾兪~大腸兪にかけひどく虚軟 

治療経過 脾陽虚・衝任虚寒として温中運脾を目的に治療しました

2診目(2週間後)前回から腹痛・下痢ない
  2日前に下腹痛・腰痛あったので月経来ると思ったがまだ来ない
   風邪をひき咳こむ。咳が出だすと喘息発作が出る
   風邪の治療をし、治療後は咳込みが減る
   
3診目 今日病院受診して胎嚢確認できた 前回後喘息発作は出ず咳が治まる
13診目まで週に1回つわりの治療を続け、安定期に入りつわりもよくなったので一旦治療を終えました。

コメント  18回目の人工授精での妊娠でした。
人工授精し、たまたま高温期6日目に治療したのですが鍼灸治療が着床しやすい状態に導いたのではないかと考えます。
この患者様は脾陽虚(胃腸系の冷え)があり手足の冷えも強かったですが、治療後は体が温まり1~2年前からあった腹痛下痢も治りました。2診目には脾兪~大腸兪(胃腸系のツボ)の弱りがかなり改善されており、舌の白膩苔(胃腸の冷えにより苔が増えた状態)も薄くなっていました。
鍼灸治療は子宮内膜の状態を改善するというエビデンスがあります
今回たまたま着床の時期にした治療で体が温まり子宮内の血流も改善しいい結果に結びついたのではないかと思います。
元気な赤ちゃんが生まれてくることを心待ちにしています。

追記;9月初に無事出産されました、おめでとうございます。


更年期症状 不正出血

52歳女性 初診2021年1月

症状 2020年11月初旬に月経 11月20日から出血が続く
月経3,4日目ぐらいの出血量があり1日数回ナプキンをかえる
10日に1回ぐらい日中に夜用ナプキンをつけていてもあふれる
時々血塊の大きいものが出る 普段も小さい血塊あり
病院で子宮体癌の検査するも陰性 貧血あり
トランサミン錠(止血剤)服用するも不変

治療経過 脾気虚弱による脾不統血 衝任不固としてお灸を主に鍼灸治療しました

2診目 血塊はなくなるが出血は続いている 不正出血が始まってから不眠だったが夜眠れるようになる

2診目の後出血量減り、5日後には止まりました

コメント  長期間(2か月)不正出血が続き、血虚が助長され不眠にもなっていました。
治療は不正出血を止めるツボにお灸をし、脾虚血虚を補うように治療しました
患者様は出血が止まりとても喜ばれており、施術者もお役に立ててとても嬉しいです。
年齢的にホルモンバランスの崩れからくる不正出血だと思いますが、
鍼灸治療をすることでホルモンバランスが整い、出血が止まったと思われます。